糖尿病は治りません

糖尿病には１型と２型がありますが、
治る病気と勘違いしている人がいます。

はっきり言いますが、治りません。

ここで１型と２型の違いを説明します。

１型は先天的にインシュリンが出なかったり、
成長の過程で突然インシュリンが出なくなる糖尿病です。

予防することはできないと言われています。

一方、２型は僕のように徐々にインシュリンが出にくくなる糖尿病です。

また、糖尿病は基本的に遺伝する病気ではありませんが、
両親や親族に糖尿病の人がいる場合は、
その体質が遺伝し糖尿病になりやすいと言われています。

糖尿病は治りません。

よって、一度でも糖尿病と診断されたら、
最新の注意を払って病気と戦っていく必要があります。

治療したり、やめたりしていると僕のような重症の糖尿病になります。

それはそれは大変です。

でも、１型の人はそんなことは言ってられません。

絶対に治療し続けなければならないからです。

子供の頃から治療している１型の子もいます。

それを考えると２型で、大変だ大変だと言っているのは贅沢です。

それから、糖尿病が治ると勘違いされる原因は、
妊娠期間中だけ高血糖になる糖尿病があるからかもしれません。

これは妊娠糖尿病といって消滅するか治ってしまいます。

これは本当の糖尿病ではありません。

それともうひとつは何かの薬の副作用で糖尿病のような症状が
出る場合があります。

これは副作用ですから、それがなくなれば糖尿病の症状もなくなります。