薬局のとんでもない間違い

調剤薬局について書いたので、
ついでにもう一つ。

先月のこと。

いつものように薬局へ処方箋を提出し、
薬をそろえてもらってお金を払い帰宅した。

もうこの薬局へ通いだして今年で10年目。

文字通りいつものようにいつもの薬をもらって、
というところ。

帰宅して驚いた。

肝心のインシュリン注射が入っていない。

まあ、いつも余裕の本数をもらっているので、
今日の分が足らないというわけではないが、
お金は払っているし、びっくり。

急いで薬局へ引き返してインシュリンをもらってきた。

9年間で一度もなかったこと。

それで、こっちも慣れっこになっていて、
いちいち薬のいっぱい入った袋の中身を、
確認することはしなくなっていた。

おまけに、後で気がついたことだけど、
ある薬の数が間違っていた。

すべての薬を決められた通りに飲んで行ったところ、
ある薬だけが多く残ってしまった。

明らかに、ある薬が多く入っていたのだ。

薬局のどの従業員が間違ったか、
こっちは9年間も通っているので分かっている。

でも、人間老いていくとだんだん怒らなくなってくる。

昔の僕だったら、カウンターに薬をぶちまけていたかもしれない。

次に行ったときに精いっぱいの皮肉を言っておしまいにした。

受付の無愛想なこと。

こんな単純な間違いをすること。

少し不便だけど、
これから
ほかの薬局を行くことにしようかなあ。